修羅場

今日は修羅場だった。


商品の店別の仕分け作業でNさんの手伝いをしろということだった。


今日初めてやる作業であった。


Nさんは相変わらず、1人で仕事を進めてしまう。Nさんが、僕などに指示を出すことは無理なことなのだ。以前、上司だってそう言っていたじゃないか。


なので、僕はNさんに聞きながら手伝いをしていたのだが、全体を俯瞰してどういう風に作業をするかとか、作業を行なう上でこのようにやるのが効率がいいとか、そういうことが並行して考えられないまま、Nさんは行き当たりばったりで作業をしているように見えた。


結局、Nさんはミスを連発して、上司には怒られながらYさんとNさんが作業のやり直しを行うようなことになってしまった。運送会社の社員を待たせて。


僕は途中から違う作業を行うことになったのだが、Yさん達がプレッシャーの中、仕事をしているのを見るだけでストレスを受けた。


僕はもうNさんと組んで仕事をしたくないと思った。1人で仕事をした方が効率がいい。


普段は変化無く、ルーチンの仕事をこなせば定時を迎えるが、こういった変化があるとき自分は対応するのが苦手だ。時間に追われたり、運送会社の社員に見つめられながら仕事をするのは出来れば避けたい。


要は変化があるとき、予定外の仕事や新規の仕事を任されたときにストレスを受ける。調子を崩す引き金になることもある。


仕事でミスをして怒られても自分自身の評価が下げられたわけではない。自分自身は自分が評価をするもの。生きているだけでOKとはよく言うが、僕はやはり自分の役割を果たしている自分を評価したくなる。


自分は頑張って生きている。だから、仕事の出来不出来とは関係ないところで自分はOKなのだ。この件で自分を責めたり引きずったりするのは間違い。自分は下げられてはいないのだ。


ふざけんなよ。何で、人の仕事で自分がストレスを受けなければいけないんだ。少しはNさんも反省して自責の念にかられた方がいい。そんなこと、微塵も思わない人なんだろうな。鈍感と言うかとぼけてるっていうか。ある意味羨ましい鈍感力。

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